界面活性剤ってなに?
こんにちは!
江坂の美容院「ヘアメイクアルバ」の村上です。
今回は、よく聞く「界面活性剤について」まとめていきます。
界面活性剤って超簡単にいうと「水と油を混ぜる役目」があるんです。
ここ重要です。
「水と油を混ぜる役目」なんです。
犬猿の中の「水」と「油」
よく仲が悪い例えに「犬猿の仲」や「水と油の関係」などと言われます。
この相反するモノを仲良くさせるものが「界面活性剤」なんです。
です。
仲良く出来ないものであり、混ざらないものでもあるんです。
だから、皮脂汚れは水だけでは落ちないんです。
汚れを落とすにはこの界面活性剤が必要なんです。
どういう仕組みで混ざるの?
界面活性剤には、水に馴染むところ(親水基)と油に馴染むところ(親油期)があるのが界面活性剤なんです。
このおかげで洗髪時のお湯と皮脂が混ざる架け橋になります。
混ざることによって洗い流すことができます。
この界面活性剤の作用について
大きく5つの作用に分けられます
起泡
気泡を取り込み安定しさせることにより泡立がよくなります
浸透、膨潤
頭皮や毛髪にしみ込み浸透することで、汚れがくっつく力を弱めます。
また、汚れを膨潤させて浮かび上がらせ引き離します。
乳化、分散
親油基が、油性の汚れに付着しシッカリと取り囲みます。
そして、引き離された汚れを分散させシャンプー剤と混ざり合わせます。
そして、水やお湯で洗い流すことでスッキリ綺麗になります。
再付着防止
一度引き離された汚れが、再度毛髪に付着するのを防ぎます。
帯電防止や殺菌効果
界面活性剤にはシャンプーに期待される洗浄作用以外にも、リンスに期待される静電気を防止する作用や殺菌作用もあります。
界面活性剤の種類
4タイプに分けていくことができるんです。