心の経営
一度、お話を聞きたいと思っていたラポットカンパニー伊藤豊さんの講習に参加しました。
常に言われているのが「心の経営」です。
会社の経営理念なども大きく入ってきます。
いろんな会社に経営理念があります。
本当に血の通った経営理念ってどのくらいあるんだろう。
綺麗な額に飾ってあって、ただ唱和してるだけの理念。
たくさんあるんだろうな。
経営者の想いであり、信念でもあるもの。
簡単に作れるものでは、ありません。
社長の想いの塊でなくては、いけない。
そこには「志」がなければいけない。
「志=理念」でなくては、ならない。
計画を作っていく際に、年間計画、中期計画(3~5年)、長期計画(10年)などを目安にします。
その時に売上やスタッフ人数などを考えていきます。
でも、10年後で終わり?
もっともっと続いていきます。
そしたら、50年後、100年後は?
もしここでも売上やスタッフ数などを目標にあげていれば、何億円?何千人?になっていますか?
伸びていくだけが成長じゃないですが、そうなってもおかしくない。
そこで、100年後この会社がどうなっててほしい。
どんなスタッフに働いて欲しい。
どんな社会的立場に立っているか。
絶対に自分で見ることは、できません。
だからこそ「志=理念」が必要です。
ちなみに松下幸之助さんは、250年先の計画までたてていたそうです。
今から250年前って江戸時代。
そんな時に今の世の中が見えますか?
100年前でも明治維新ぐらいかな?
とてつもなくすごい計画です。
だから教育も同じです。
社員教育をする際に、技術を教えます。
知識、接客なども。
それは、あくまでも手段であって、社長が社員さん一人一人に
こうなって欲しい。
こんな人になって欲しい。
って想いがあってこその技術、知識、接客という手段、方法がある。
「社員さんの成長にどれだけ責任が持てるのか。」が本当に重要です。
だって美容室は、人で成り立っている業種ですもん。
今こそ自分たちは「何のために働くのか」
そして「何のために生きるのか」
を突き詰めて考えていかなければ、いけない。
そして会社を想う気持ちは社長は、社員さんに絶対に負けては、いけない。
これは、本当に絶対。
会社、社員さんの為に家でも車でも売れる腹を括っているか。
命を掛けてまで社員さん、会社を守っていかなければ社長では、ないですね。
ちょいときつい書き方になってしまった